« 人生で必要なものは、すべて「アマゾン」で買える。 | トップページ | 性悪説論者と社会主義者の類似性 »

フェイスブック上場と『第二次ITバブル』の予感

2011120401 先週、米国SNS最大手のフェイスブックが来春に株式の新規公開(IPO)を検討していることが判明した。IPO による資金調達額は100億ドル 、時価総額は1000億ドル(約8兆円)に達する見込みらしく、「トヨタ並みの上場企業が出来上がる」と伝えられている。
 言わずと知れたことだが、日本の時価総額のトップ企業はトヨタ(約9兆円)であり、2位がNTTドコモ(約6兆円)、3位がNTT(約5兆円)である。(2011.12現在)
 創業2004年のベンチャー企業が新規上場することによって、トヨタ以外の日本の全ての上場企業をごぼう抜きしてしまうことになるわけだ。

 Facebookは全世界で既に8億人のユーザーが存在する。日本は「フェイスブック後進国」とも言われているが、公表されているところでは、既に1000万人の利用者が存在するらしい。未だTwitterも行っていない私のような人間からすると、これはちょっと信じ難い数字ではある。実際、私の身の周りにもフェイスブックを利用しているという人はおらず、利用しているという人の話も聞いたことがない。フェイスブックの場合、ツイッターとは違い「実名登録制」なので、日本ではそれほど拡がらないような気もする。

 英語圏の人々の場合、他国でも言葉が通じればコミュニケーションできると思うが、日本の場合、海外の人を相手にするには“言葉の違い”という大きな壁があるので、どうしても国内のみのコミュニケーションになってしまう。このことはブログについても言えることかもしれないが、マーケット自体が国内のみに限定されてしまうというハンデを抱えている。
 英語は、世界80カ国以上で話されており、4人に1人が英語を話すことができるとも言われているが、日本語を話せるのは、せいぜい50人に1人程度であるから、その規模は圧倒的に違う。そう考えると、フェイスブックのようなソーシャル・ネットワーキング・サービスというのは、英語圏に有利なサービスだと言えるのかもしれない。

 そのフェイスブックだが、以前から上場の噂話はあったものの、なぜかこれまでは実現してこなかった。しかし今回の報道を聞いて、個人的には「ナルホドな…」と思った。というのも、2012年はアメリカの大統領選挙があるため、「第二次ITバブルの年になる」ということがまことしやかに噂されていたからだ。
 元々、世界的にもSNSブームが起こりつつあったので、今回のフェイスブックの上場発表は誰の目にもごく自然な時代の流れに映ったのかもしれないが、時期的なことを考えるとアメリカ政府が間接的に絡んでいる可能性も否定できないと思う。
 
 米国発の金融危機を予告したことでも知られるケンブリッジ・フルフォーキャスト・グループの藤井厳喜氏の書籍『超大恐慌の時代』にもそういったこと詳しく書かれていた。「第二次ITバブルの主役はフェイスブックになる」というようなことがズバリ書かれてあったので、信憑性は高いと思う。
 
 私は陰謀論の類いにはそれほど興味は無い(注意:藤井厳喜氏が陰謀論者という意味ではない) が、フェイスブックの上場に関して言えば、ただの景気刺激策(政策)とも言えるので有り得る話だと思う。
 これが真実であれば、来年は日本のIT企業もその影響を受けて、ミニバブルが起こるかもしれない。しかし、日本の場合、不景気を好む官僚がバブルを潰すことで有名なので、一時的なミニバブルで終わる可能性が高いということも付け加えておきたいと思う。
 
 クリントン時代の『ITバブル(ドットコム・バブル)』が数年で崩壊したように、今回起こるかもしれない『第二次ITバブル』もいずれは崩壊するだろうが、来年は住宅バブルになり変わって、別のバブルの発生を目にすることになるかもしれない。
 
 最後にもう一言付け加えておこう。「株式投資は自己責任で。
 
にほんブログ村 経済ブログへ

|

« 人生で必要なものは、すべて「アマゾン」で買える。 | トップページ | 性悪説論者と社会主義者の類似性 »

「経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

CIA、FBI、NSAやホワイトハウスがフェイスブックのようなサービスを立ち上げても
自分のプライバシーを書き込む人間は少ないと思います。
20才台の大学生がフェイスブックを立ち上げら、プライバシーを登録して
してしまうという人が多いのには驚かされます。
CIA、FBI、NSAやホワイトハウスは、エシュロンを使用してインターネットのパケット
を盗聴することができます。
将来、大企業や国を動かすであろう優秀な大学生のプライバシーを収集するために、
フェイスブックに送信されるパケットをエシュロンで収集しているのではないかと
思います。
フェイスブックは、CIA、FBI、NSAやホワイトハウスの陰謀ではないかと思います。
米フェイスブックが、新規株式公開を申請し、株式時価総額は1000億ドル
(約7兆6000億円)と予想されているそうです。
米国同時多発テロの被害総額は360億ドルだそうです。
米フェイスブックの株式時価総額は、米国同時多発テロの被害総額の約3倍
ということになります。
エシュロンとフェイスブックは、共存することはできません。
エシュロンが死ぬか、フェイスブックが死ぬしかないでしょう。
フェイスブックがエシュロンに勝利すれば、問題ないです。
もし、エシュロンがフェイスブックに勝利し、フェイスブックの
株価が暴落した場合は、問題になります。
多くの米国市民が個人破産し、自殺することでしょう。
エシュロンが、米国市民を殺すことになるということです。

私は、偶然にエシュロンによる盗聴に気が付きました。
間接的ではありますが、エシュロンの存在の立証に成功しました。
その一部始終を”原作「エシュロンキラー」”(http://www.geocities.jp/internetshow2000/index.html)
というホームページで公開しています。

投稿: 名無しの | 2012年2月28日 (火) 20時30分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/199859/53406813

この記事へのトラックバック一覧です: フェイスブック上場と『第二次ITバブル』の予感:

« 人生で必要なものは、すべて「アマゾン」で買える。 | トップページ | 性悪説論者と社会主義者の類似性 »