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32インチ液晶テレビをパソコンで使用する贅沢

2012080401 ほんの数年前までは、「液晶テレビ」と言えば、ソニー、パナソニック、シャープといった大手国内家電メーカーの独断場だったと記憶しているが、今や韓国や台湾メーカーに主役の座を奪われつつあるのは誰もが周知の通りである。つい最近もシャープが大リストラ策(人員削減)を発表したばかりだ。
 …と前置きしたが、今回は、ソニー、パナソニックに続いて、シャープのリストラ批判をするつもりで記事を書き始めたわけではなくて、少し液晶テレビ関係の個人的な記事を書かせてもらおうと思う。

 私は先月まで、自宅では24インチの液晶ディスプレイを使用していた。つい5年程前までは17インチや19インチのディプレイを使用していたことを考えると、随分と画面も大きくなり便利になったものだが、更に大きなディスプレイを使用してみたくなり、30インチ以上のディスプレイを物色してみた。

 調べてみると、パソコン用ディスプレイでは30インチ以上のものはほとんど出回っておらず、価格的にもかなり高い。32インチのフルハイビジョン(1920×1080)対応の液晶ディスプレイは最低でも10万円以上することが判った。27インチのディスプレイが2万円で販売されている時代に、32インチで10万円では割高と言わざるを得ないので諦めることにし、今度は家電用の液晶テレビを調べてみることにした。
 フルハイビジョン対応の液晶テレビであれば、パソコンでも使用できるという噂は耳にしていたので、32インチのフルハイビジョン対応の液晶テレビを検索してみた。すると、現状では18機種しかないことが判った(2012.8現在)。

 ちなみに、大抵の32インチ以下の液晶テレビはハイビジョン(1366×768)にしか対応していないので、解像度的にもパソコン用には向かない。では、フルハイビジョン対応の液晶テレビであれば、パソコン用ディスプレイとして遜色なく使用できるのか? これが今回のテーマである。しかし、こういったことは他人の噂話を信じるより、実際に自分で使用してみないと納得がいかないものなので駄目元で試しに購入してみることにした。

 私が今回選んだ液晶テレビは非常にリーズナブルなもので、ピクセラというメーカーが製造している3D&録画対応のLED液晶テレビ(PRODIA PRD-LH132BA)。価格は3万円程度ながら、偏光タイプの3Dメガネと320GBの録画用ハードディスクまで付いている。
 「ピクセラ」と聞くと、中国のメーカーだと思った人がいるかもしれないが、実は日本のメーカーであり、東証1部上場企業でもある。この液晶テレビも日本で設計されており、製造が中国という、今どきの大手電機メーカーと同じ製造工程を辿った製品である。
 ピクセラ社は、もともとパソコン用の製品を開発しているメーカーなので、テレビ背面にはパソコン用のアナログケーブル端子も付いている。ただし、アナログ端子で接続した場合はフルハイビジョンにはならないので、表示画面は小さく(23インチ以下に)なってしまう。

 一応、WindowsとMacの両方にHDMIケーブルで繋げて確認してみると、なるほど、確かに32インチのパソコンディスプレイとして使用できるようだ。このブログ記事もそのディスプレイで書いている。解像度がそのままで画面だけが大きくなったせいもあるのか、テキストの表示等は若干パソコンディスプレイよりは鮮明さに欠けるような気がするが、文字が大きくなった分だけ見やすいとも言える。非常に細かい作業や色の微妙な調整が必要な作業には向かないかもしれないが、普通に使用する分には特に問題はないと思う。あまり近付き過ぎると問題かもしれないが、50cm程度離れて見れば、すぐに慣れてしまう。

 あと、昔の400カウントマウスでは、使用に難が生じたので、1100カウントのレーザーマウスを購入した。カウント数の低いマウスでは、32インチには向いていないようだ。
 それとMacの場合、フルハイビジョン設定で「1080I」と「1080P」のどちらかを選択できるのだが、1080Pにするとマウスの動きがおかしくなるという経験をした。(ちなみに、「I」はインターレス、「P」はプログレッシブの略)
 同じようなトラブルに遭遇している(またはこれから遭遇する)人がいるかもしれないので、念のため付記しておきたいと思う。

 余談ながら、本機はテレビとして使用する分にも充分に満足のいく製品だった。
 パソコンをしながらテレビを同時に観るという芸当はできないが、3万円程度で“大型パソコンディスプレイ”と“地デジ液晶テレビ”と“録画機”が同時に手に入ることを考えると、非常にコストパフォーマンスに優れた製品であると言える。

 ということで、私と同じように、32インチの大画面ディスプレイでパソコンを楽しみたいという人がいれば、参考にして頂ければと思う。一般的な家電量販店には置いていないようなので、実物が観たいという人は、イオンの各店舗で確認して頂きたいと思う。

 日本メーカーの液晶テレビが海外勢に圧されている中、価格的にも品質的にも海外製品を凌駕する日本メーカーの液晶テレビが有ったことを発見できたのは、思わぬ収穫だった。

 最後に、私はピクセラやイオンの利害関係者(回し者)ではありません。念のため。
 
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