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時代の必然だったトランプ政権誕生

■「もう1つのアメリカ」の実体

 既に1年前の書籍になるが『マスコミが報じないトランプ台頭の秘密』(江崎道朗著)を読んでみた。

 著者の江崎道朗氏は「コミンテルンハンター」との異名を持つ評論家であり、ベストセラーになった近著『コミンテルンの謀略と日本の敗戦』が非常に面白い本だったので、本書も読むことになった。

 トランプ氏が大統領になることを予告していた評論家は数少ないが、江崎氏もその数少ない論客の1人になるのかもしれない。本書には、そのタイトルの通り、アメリカ社会にトランプが台頭した秘密がズバリ書かれている。「マスコミが報じない」と言うより、いろんな意味で「マスコミが報じられない」と言った方が正しいのかもしれないが、日本では全くと言っていいほど認識されていない「もう1つのアメリカ」の実体(実態)が赤裸々に書かれている。

■オバマ元大統領の「チェンジ」の意味

 アメリカのニュースメディアの偏向ぶりは日本よりもひどいらしく、アメリカには産経新聞のような保守系の全国紙(ニュースペーパー)が無いらしい。ニューヨーク・タイムズがリベラル左翼系の新聞というのは有名だが、保守系の新聞が無いというのは驚きだ。
 リベラル左翼系の新聞しかないということは、トランプ氏が大統領選に出馬したことを報じていたアメリカのニュースメディアからの情報は、全て偏向した内容だったということになる。保守系のトランプ氏を擁護するような情報など出てくるはずがないわけで、「泡沫候補」とか「差別主義者」とか、ネガティブな情報ばかりが伝えられていた背景にはちゃんとした理由があったというわけだ。
 日本のメディアには「トランプが大統領になったら世界経済が終わる」などと宣っていたエコノミストもいたが、このての人々はアメリカ社会の実像を全く知らないことを自ら自白していたことになる。

 オバマ元大統領の「チェンジ」は、アメリカを良くするための「チェンジ」ではなく、アメリカを社会主義化するための「チェンジ」だったというのも驚きで、我々はその立派な言葉にまんまと騙されていたことになる。オバマが社会主義者であることは知っていたが、オバマの両親がバリバリの共産主義者だったというのは知らなかった。

 日本には「ウォー・ギルト(戦争の罪)」というものがあるが、アメリカにもオバマ政権が齎した「ホワイト・ギルト(白人の文化は罪)」というものがあるらしく、学校では「黒人奴隷から搾取した白人は黒人に配慮しなければならない」とする自虐教育が行われているらしい。

■トランプ大統領は日本のヒーロー

 国境というものを重要視するトランプ大統領であるからこそ、地球の裏側にある日本という同盟国の危機にも注意を払うことができる。これが、国境を軽視するリベラル派のヒラリーであれば、一体どうなっていたのかを考えると実に恐ろしい。「世界の警察を辞める」と言った民主党のオバマに続いて民主党のヒラリーが大統領になっていれば、日本は北朝鮮に隷属する(いじめられる)だけで何もできず、何も言えない国になっていたかもしれない。

 そういう意味で日本人は、アメリカにトランプ政権という保守政権が誕生したことを我が事のように喜ばなければいけないのかもしれない。現状、北朝鮮からの攻撃を止めてくれる日本のヒーローはトランプ大統領しかいないのだから。

 最近の日本の政治では、「希望の党」や「立憲民主党」が出来て、「保守」や「リベラル」という言葉に注目が集まっているが、本書に書かれているアメリカの政治史を知れば、そういった言葉の意味もより深く理解できるかもしれない。是非、多くの人に読んで頂き、目からウロコを落としていただきたいと思う。


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