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ますます『カエルの楽園』化する日本

■「ローラ」という架空のキャラクター

 ここ1週間ほど、モデルのローラ氏による沖縄の基地問題発言が話題となっており世間の注目を集めているが、ある方面では別の意味でも注目を浴びているようだ。先頃、『日本国紀』を発売しベストセラー街道を驀進中の作家、百田尚樹氏のベストセラー小説『カエルの楽園』の予言が当たってしまった…と。

 私も昨年に書いたブログ記事【『カエルの楽園』化している日本の政治】で『カエルの楽園』は現代の予言書的な意味合いを持った本と書いたことがあったが、残念なことに百田氏の予言は一部、思わぬ形で成就してしまい、日本はますます『カエルの楽園』化しつつあるようだ。

 『カエルの楽園』には、メインキャラの1人(1匹)として、「ローラ」という女性(メス)のカエルが登場する。ローラは「三戒」※というものを神聖視し、三戒さえ守っていれば平和は維持され戦争は絶対に起こらないと固く信じている純粋無垢なカエルだったが、その間違った信仰ゆえに、最期には悲劇に見舞われるという残念なキャラクターだった。そして、その悲劇すらも運命として受け入れるという衝撃的なラストが話題にもなった。

※「カエルを信じろ、カエルと争うな、争うための力を持つな」という教え

 現実のローラ氏が「三戒」のようなものを信じているかどうかは不明だが、時は米中情報戦争真っ只中、トランプ大統領の“覇権国家中国封じ”が失敗すれば、『カエルの楽園』の予言は本当に的中してしまう可能性が有る。

 そんな危険を孕んだデリケートな時代の到来を予告するかのように、数年前、奇しくもベストセラー作家の脳裏に浮かんだ「ローラ」という名前。百田氏曰く「何も考えずに付けたネーミング」とのことだが、その一瞬の閃きが、日本の行く末を暗示した天の啓示(インスピレーション)でなかったことを祈るしかなさそうだ。


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