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「インフルエンザ集団感染」で判明したこと

■インフルエンザワクチンは有効なのか?

 今週、長野県松本市の病院でインフルエンザの集団感染が発生し、老齢の入院患者が2人死亡したというニュースがあった。毎年、インフルエンザで死亡する高齢者はいるが、今回のニュースで特筆すべきは、入院患者だけでなく、病院の職員が30数人もインフルエンザに感染しているところだろうか。しかも、その職員達はインフルエンザワクチンを摂取していたと伝えられている。

 ここで疑問となるのは、インフルエンザワクチンは有効なのか?ということだが、ほとんどのインフルエンザウイルスには無効というのが実際のところらしい。たまに流行しているウイルスの型とピッタリと合った時だけ有効ということはよく知られている。
 ウイルスというのは毎年、進化(変異)を繰り返しており、次の年に流行するウイルスをピッタリ当てるというような芸当は誰にもできないため、ほとんど無効というのが実情らしい。そもそも流行する型が判ったとしても、そんな型通りのワクチンを作れるのかどうかも疑問だが。

■根拠のない思い込みには注意が必要

 毎年、ワクチンを摂取していてもインフルエンザに罹ってしまう人がいることは周知の事実で、実際、私の知人も病院に勤めているが、ワクチンを摂取していてもインフルエンザに罹っていたことがある。しかもかなり重い症状だったという。

 私自身は10年程前まではワクチンを摂取していたが、この10年来、ワクチンは摂取していない。この10年間で1度だけインフルエンザに感染(家族のインフルエンザが伝染った)したことがあるが、処方された薬(タミフル)もリスクを考慮して飲んでいない。

 インフルエンザウイルスに対する抵抗力(免疫力)が低い乳幼児や高齢者でなければ、大抵のインフルエンザは風邪と同じように薬は飲まなくても寝ていれば治ると言われている。
 薬が全く無効というわけではないが、乳幼児や高齢者であれば、抵抗力の問題で逆に薬自体の副作用リスクも高くなる。インフルエンザで死亡する人もいれば、薬の副作用で死亡する人もいるので、この辺は悩ましい問題でもあるが、抵抗力と症状の重篤性をみて臨機応変に対処する必要がある。

 「ワクチンを摂取すれば安心」「薬を飲めば安心」と思い込むことはプラシーボ効果的には良い面があっても、医学的には必ずしも安全ではないという現実も併せて考えなければいけない。

■インフルエンザの判定法

 ところで、インフルエンザに罹ったかどうかは病院に行って調べなければ判らないので、病院に行かざるを得ず、それが原因でインフルエンザに罹ってしまった(病院で伝染った)という人が大勢いるかもしれない。

 これは確かに難しい問題だが、インフルエンザ経験者としてアドバイスさせていただくと、普通の風邪とインフルエンザでは症状に1つ大きな違いがある。それは、味覚が無くなってしまうこと。

 風邪をひくと食欲が無くなることがあるが、インフルエンザに罹ると食欲ではなく味覚が無くなる。苦く感じると言った方が近いかもしれないが、インフルエンザを発症してしばらくすると体内の亜鉛が欠乏してしまうため、何を食べても味が分からなくなってしまう。
 どんなインフルエンザにも適用できるかどうかは分からないが、インフルエンザかどうかを判別する1つの指標にはなると思うので参考までに。
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