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「1週間に卵を3〜4個食べると早死に」の衝撃

20190325_1

■卵は3日に1個しか食べてはいけないのか?

 先日、「1週間に卵を3~4個食べる人は、そうでない人に比べて心疾患や早死にのリスクが高い」という調査結果がアメリカの医師会雑誌(JAMA)で発表された。

 「1日に卵3個」というなら、まだ理解できるのだが、「1週間に3個」というのは、ほぼ全員が対象になってしまうのではないか?と少々、疑問が涌いてしまった。

 卵(主にコレステロール)にまつわる健康話というのは、時代を経るごとにコロコロと変わってきた。  少し前までは、日本でも「卵は1日に1個しか食べてはいけない」というようなことも言われていた。これもコレステロールが悪いという前提で述べられていたことだったが、最近になって、これは実は間違いだったということが言われ始めた。

 厚労省のホームページにも書かれている通り、食事として体内に取り込むコレステロールは全体の2~3割しかなく、残りの7~8割は人体(肝臓)で合成されて作られているので、食事の制限だけでコレステロールを調整するというのはナンセンスということで、卵(コレステロール)悪玉説は否定されつつあった。

■「健康常識」という名の「健康仮説」

 そこにきて、今回の米国の発表。ここまで健康常識というものが二転三転すると、我々は一体なにを信用すればいいのか分からなくなってしまう。

 卵は「完全栄養食品」「物価の優等生」とも言われ、ビタミンCと食物繊維以外の栄養素が全て摂取でき、かつ物価(インフレ)に影響されず安価であることで庶民に最も愛されている食べ物でもある。 最近は、糖質制限をしている人も多いので、そういった人にも卵は欠かせない栄養補給食品でもある。

 それが、「1週間に卵を3個以上食べると早死にリスクが高まる」と言われてもピンと来ず、なかなか受け入れることができないという人も多いのではないかと思う。

 個人的には、こんな発表があっても、これまで通り、卵を1日に2~3個食べ続けようと思っている。人間は卵だけ食べて生活しているわけではないので、卵以外にも早死にリスクを高めている要素がいろいろと隠れているはずであり、このての研究は、いつの時代になっても見逃されている諸条件(物質的要素と精神的要素)が多々あると思っている。

 健康常識が時代を経てコロコロと変わってきたことがそのことを如実に物語っている。いかに現代の最先端と言われている研究結果であっても、所詮は通過点に過ぎず、今後も健康常識は、時代を経るごとにコロコロと二転三転して変わっていくだろうから、「健康常識」という名の「健康仮説」を妄信し過ぎないようにしたいと思う。 

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